アメリカで食べてみてハマった食べ物の中に、ヨーグルトがあります。といってもヴィーガンフードに興味があった私は、小さなフードコープで見つけたsoy yogurt (豆乳ヨーグルト)を食べてみました。そのときの感想は「!!!」でした。とーってもウマいんです!笑 今まで存在を知らなかったことがバカみたーい…って思いました笑 私が食べていたのはWholeSoy & Co.というブランドで、他のブランドは食べる機会がなかったのですが、見つけたらいつでもゲットし、一日に2個食べることもありました笑 この豆乳ヨーグルト、どこにでも置いてあるかというとそうでもなく、Whole Foods Market、地元の自然食品店やFood Co-op、運が良ければスーパーのオーガニックコーナーか大豆製品コーナーと言った具合に、限られた場所で見かける、いわばヴィーガン向けに販売されている商品です。なのでヴィーガンでない人は食べない、というか食べたことがない、存在を知らないなんて人が多いのです。が、これは食べないともったいないです!笑 あっさりしていておいしいし、なんともいえない大豆の香りがマイナスではなくプラスの方向に効いています。味はバニラ、ストロベリー、チェリー、ブルーベリーなどいろいろあります。これも驚きですがアメリカではバニラ味のヨーグルトや豆乳が主流なんですよね…豆乳のバニラもおいしいのですが、わたしはやっぱプレーンで飲みたい派です。WholeSoy.Coのラベル表示が以下(バニラ)。
ちゃんと植物性の乳酸菌も含まれ、乳製品や動物性製品ゼロのヴィーガンヨーグルトです。甘味料も人工的なものでなく、自然のシュガーケーンジュースが使用されています。ただ量が日本の一般的なヨーグルトのカップよりもだいぶ多いので、カロリーも割と高め。
原材料:増粘剤(タラガム)、塩化マグネシウム

豆乳、糖類、食物繊維、ゼラチン、レモン果汁、香料(乳由来)、増粘剤(寒天、増粘多糖類)、塩化マグネシウム含有物、酸味料、甘味料(スクラロース)
となっており、ちょっと最初見たときは「???」な感じでした。これって乳成分0%じゃないんじゃん、と。香料のおかげかミルキーな香りが感じられます。でもヨーグルト自体ミルキーな香りは個人的に必要じゃないんで、別にいいんですが…牛乳ヨーグルトやパンナコッタ的な感じです。これはこれでまあおいしいんですが☆甘味料のスクラロース(スプレンダの原材料)については、最近いろんな物に入っているので注意したいところです。危険性についての記事を読むと、こんなもの食べるよりはカロリー摂取のほうがまだましなのかも…と思ってしまいます。アレルギー成分表示もしっかり乳、大豆、ゼラチンとなっています。そしてここまで書いといてなんですが、これらの日本のヨーグルトはいずれもヴィーガンではないです。凝固剤としてゼラチンが含まれているからです。
そしてもう一種類、一回見かけて買ってみたのがカゴメの植物性乳酸菌ラブレです。こちらはとてもあっさりしていて甘さも控えめ、かなり好きな味です。大豆の味はあまりせず、普通の甘さ控えめヨーグルトとあまり変わらないと思いました。りんご果汁、大豆飲料、乳、にんじんエキス、乳製品乳たんぱく、ライム果汁、大豆ペプチド、寒天、香料、安定剤(増粘多糖類)
そして、結局思ったことは、豆乳ヨーグルトは本当においしい、そしてどれもこれも少し惜しいわ!ということです。WholeSoy & Co.はこだわりの原材料、ヴィーガンな一方、分量が多くカロリーが高いという点。途中でやめればいい話ですが、カップで食べている以上やめるわけありません笑。スゴイダイズは濃厚、イソフラボンや食物繊維も多く、乳成分もゼロな一方、ゼラチンが含まれる点。ソヤファームは安く低カロリーな一方でゼラチン+乳成分。ラブレは甘すぎずカロリーも控えめ、ゼラチン不使用な一方で乳成分。ワガママなようですが、ヴィーガンかつカロリー控えめなものがあればベストです。WholeSoy & Co.など海外の豆乳ヨーグルトやラブレには凝固剤としてはコーンスターチや寒天など、植物性のものが使用されています。よってヴィーガンにすることは不可能ではないのに、残念ながらゼラチンはまだ含まれる様子。日本の豆乳ヨーグルトはそもそも必ずしもヴィーガンやアレルギー体質の方向けではなく、ヘルシー意識のある人向け、といった感じなのでしょうか。それでもゼラチンを抜くことによって食べる人は減ることはないしむしろ増えるのでしょうから、本当に惜しいです…


